緊急事態宣言明けから作業を再開し、9月23日の発売となったが、久しぶりの哀愁演歌に、今までにない凛とした雰囲気のジャケット写真など、リリース当初より話題となっていました。
16神社に行くと、ただただ心が洗われるだけでなく、独特の感じ方があるようなんです。 曲をいただくことで、自分がリセットでき、新しく成長できるような気持ちになれるのが、このお仕事の魅力ですね。
詩先ということですが、最初に詩を読んだ時の感想はいかがでしたか? 田川 ああ、きれいな詩の世界だな、と思いました。
豪徳寺さんは招き猫でも有名なお寺でもあるんです。
田川 サビの部分は何度もレッスンにお伺いし、集中的に何カ月も教えていただきました。
例えば、運動会の時に学校の周りに駐輪禁止のプレートを張ったり、駐輪されている方にお声がけしたりなど、地域とのコミュニケーションのようなものです。 その思いを来年30周年で形にできるといいな、と思います。
この本では思考はコントロールできないですが行動はコントロールできますよ、ということが書かれているんです。
これは田川にとって、2017年発売の「心化粧」で成し遂げて以来、3年ぶりの快挙。
こういった機会がないと、今まで自分の母に息子を預けて仕事に行っていたので、今回親子の時間を作ることが出来て、いままさに濃厚な絆を育んでいる過程です。
例えば歌の練習をしようと思っていたので、気になったことをスマホでググって、どんどんスマホをいじっていたら歌の練習時間が短くなってしまっていたり。
15そんな感じの緊張感から解放されて、静かに自分を見つめ直すことができました。
そういった意味では同世代の女性たちの日常生活ですとかパソコンも疎いのですが、そういったツールを使ってのコミュニケーションのやり取りなど勉強になります。
この新曲「楓」は恋の別れを迎えた女心を、「楓」というキーワードに乗せ表現した失恋ソングとなっており、ドラマティックなシーンを連想させる王道演歌。
あとは、大きな夢としてはスタンダードになるような曲に出会いたいな、と思います。
本当にありがとうございました! 引き続き、頑張ってまいります! 田川寿美 ニューシングル『楓(かえで)』. 当初、6月に発売する予定だったが、コロナ過でレコーディングがストップ。
8ですが、これまでの人生を振り返ると、16歳でデビューさせていただいてから、ずっと走りっぱなしで来ました。 美しい日本語が綴られていて、素敵でした。
なので、逆算して、歌の出だしはさっぱりと、物語の語部のように淡々と歌うことが良いと私もアドバイスを頂きながら歌っています。
ありがとうございます。
曲全体としても「派手さはないけれど、じんわりと来る作品だな」と思いました。
その中での葛藤は個人の問題だけであって。 ニューシングル『楓(かえで)』. この「楓」でいつも応援してくださる皆様にご恩返しができるよう、これからも頑張ります!」とさらなる意気込みを語っている。 そんな中、その劇場公演でも披露していた新曲「楓」が、通信カラオケDAMの11月度月間演歌ランキング 調査期間:2020年11月 にて1位を獲得した。
18年齢によって声が違いますし、キャリアによっても人からの見え方が変化していくことに照らし合わせて、大人の女性としてのどっしりとした雰囲気をメロディーで出せたら、と思われたんだと思います。
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 歌い出し さいはてのさいはての岬 思い出すまい二度と心に決めて 広い世界でわたしだけあまえて 呑んでいいけど深酒およし 暮れてゆく北の街なつかしい 二日遅れて船に乗る 人はいつも誰かと出会い 海峡渡ったあゝ蝶のように あなたがくれた幸せが こんな別れが来るのなら 行けば恋路は荒磯づたい 仕立ておろしの花浴衣 別れてほしいと言ったのは うねる荒波身をあずけ 北のはずれのこの町へいつか ついて来るなと船が出る 海峡のみなと駅乗りつぐ船も無く 誰が会わせた引き寄せた 冬の海は荒れて遠く岬がかすむ ひゅうひゅうひゅうひゅる ゆるやかな水の流れに 地図にないふるさとの 遠く聞こえる海鳴りが 好きだから離れても 愛しても愛しても 裾をはねあげて傘を ひとりで生きては行けない 惚れたときから苦労ができる 紅を拭きとるグラスの淵に 道に咲いてる名もない花にも 水が流れる涙が流れる 北鎌倉の改札出たら 月がきれいな夜でした 海峡わたる海鳥は傷つきながら ひとり飲む酒身を知る酒よ 聞いてくださいわたしの胸の ひとりになってひとりで泣いて あなたどうぞ思い出してよ 菜の花咲いてまたひとり 生きてあなたを恨むより ひとりで行かせてこの奥山は ねんねんころりと流れる声を こころが冷たいなみだが苦い あなたに会いに行く日には 夢見て生きたはたちのように 幸せな素振りをしても 水の鏡を朱に染める 涙をかかえて生きるより 空は闇夜の神無月こらえる恋情 北の海は荒れて波の 二度と逢えない 別れ言葉も残さずに 行かないで…行かないで一人じゃ 連れて行ってと云えないまゝで あなた何処にいるの心が 夏に旅した海の町今日はひとりの カモメ鳴く度心が時化る. キーにもこだわって、安定感のある、芯のある声にするためのトレーニングにも通いました。
秋にはちょっともの悲しさがあります。
今年は、来年、デビュー30周年を迎える前の年ということで、特別に感じていた年でした。
恋の別れを迎えた女心を「楓」というキーワードに乗せ表現した失恋ソングとなっており、ドラマティックなシーンを連想させる王道演歌で、2017年の「心化粧」以来、3年2か月ぶりの首位獲得となった。 また、背景は赤のシフォンの布を風になびかせて、そこで揺れる女心を演出していたのですが、これがなんと手作業なんです。
12そんな田川に新曲ことはもちろん、歌を届けるためのエネルギーについて聞いた。 今回も、すぐに道路脇で聴かせていただきました。
まずは、この曲との出合いについて教えていただけますか? 田川 ここ最近は、少し明るめの応援歌のような雰囲気の作品を歌ってきたので、ファンの方からも「本格演歌を聴きたいな」という声をいただいていました。
遠い存在で目に見えないから信じられないのではなく、ちゃんと感じようとすれば存在しているんだと思わせてくれるというところが好きになって、毎回色々な神社に行く度にどんな出会いがあるかワクワクした気持ちになります。
それは両親や祖父母にも感謝なのですが、元気で仲の良い友達がいて、好きな仲間たちと出会えて、大好きな歌を仕事にできて、と思うとプラスでしかなくて。
不安な気持ちもありました。 揺れる女心、未練心を楓の葉が風に舞って落ちていく風景に重ね合わせたドラマチックな歌になっています。
私たちは日常の中でやりたいことがあるのに、どんどん頭の中での思考は滞ることなく勝手にでてくるじゃないですか。
コロナ禍で、もしよかったことがあるとすれば、何か人間らしい生活ができているということでしょうか(笑)。
レコーディングの日になると、作曲家の幸耕平先生が「ここ、もうちょっとこういうメロディーにした方がいいんじゃないか」と、どんどんメロディーが変わったりして(笑)。